【2025年最新版】日本からの海外旅行、空港税・出発税はいくら?主要空港の費用を徹底解説

さあ、楽しい海外旅行へ出発!その始まりは、基本的にはいつも日本の空港ですね。航空券を予約する際、表示される料金には、運賃の他に「空港税」や「諸費用」と呼ばれるものが含まれています。これらの費用は、国内のどの空港から出発するかによって金額が変わることをご存知でしょうか?このセクションでは、日本からの国際線搭乗時にかかる主な税金と費用を、空港やターミナルごとに分かりやすくご紹介します。旅客サービス施設使用料や旅客保安サービス料など、あなたの出発する空港の費用を確認してみましょう。
日本からの出発にかかる税金・費用
これまでヨーロッパ各国の出発税を見てきましたが、もちろん日本から海外へ出発する際にも、航空券には諸費用が加算されます。これらの費用は、利用する空港やターミナルによって異なります。
提供いただいた資料に含まれる、日本からの国際線搭乗にかかる主な費用は以下の2つです。
税の名称 | 費用の主な使途(一般的な例) |
旅客サービス施設使用料 | 空港ターミナルビルの維持管理費など |
旅客保安サービス料 | 空港内の保安検査にかかる費用など |
これらの費用は、空港・ターミナルごとに金額が異なります。また、大人料金とこども料金が設定されている場合が多いです。
成田空港 (NRT)
日本の玄関口の一つ、成田空港からの国際線出発にかかる費用です。ターミナルによって旅客サービス施設使用料が異なります。
成田空港 国際線出発にかかる費用
費用項目 | 対象 | 税額 |
旅客サービス施設使用料 | 成田 (大人) | 2,460円 |
成田 (こども) | 1,240円 | |
旅客サービス施設使用料 | 成田 ターミナル3 (大人) | 1,370円 |
成田 ターミナル3 (こども) | 690円 | |
旅客保安サービス料 | 成田 (大人) | 700円 |
成田 (こども) | 700円 |
成田空港発 国際線 おおよその諸費用合計(目安)
ターミナル | 対象 | 合計支払い費用(目安)(円) |
ターミナル1/2(?) | 大人 | 3,160 |
こども | 1,940 | |
ターミナル3 | 大人 | 2,070 |
こども | 1,390 |
※成田の旅客サービス施設使用料の「成田」は、資料上ターミナル1・2を指していると考えられます。
羽田空港 (HND)
都心に近く便利な羽田空港からの国際線出発にかかる費用です。
羽田空港 国際線出発にかかる費用
費用項目 | 対象 | 税額 |
旅客サービス施設使用料 | 羽田 (大人) | 2,950円 |
羽田 (こども) | 1,470円 | |
旅客保安サービス料 | 羽田 (大人)* | 230円 |
羽田 (こども)* | 230円 |
※旅客保安サービス料の横に「*」印:航空会社により徴収しない場合がある
羽田空港発 国際線 おおよその諸費用合計(目安)
対象 | 合計支払い費用(目安)(円) |
大人 | 3,180 |
こども | 1,700 |
新千歳空港 (CTS)
北海道の空の玄関口、新千歳空港からの国際線出発にかかる費用です。提供資料では旅客サービス施設使用料のみ記載があります。
新千歳空港 国際線出発にかかる費用
費用項目 | 対象 | 税額 |
旅客サービス施設使用料 | 新千歳 (大人) | 2,610円 |
新千歳 (こども) | 1,300円 |
新千歳空港発 国際線 おおよその諸費用合計(目安)
対象 | 合計支払い費用(目安)(円) |
大人 | 2,610 |
こども | 1,300 |
※提供資料に旅客保安サービス料の記載がないため、旅客サービス施設使用料のみの合計です。
中部国際空港 (NGO)
中部地方の玄関口、中部国際空港セントレアからの国際線出発にかかる費用です。ターミナルによって旅客サービス施設使用料が異なります。
中部国際空港 国際線出発にかかる費用
費用項目 | 対象 | 税額 |
旅客サービス施設使用料 | 中部 ターミナル1 (大人) | 2,620円 |
中部 ターミナル1 (こども) | 1,310円 | |
旅客サービス施設使用料 | 中部 ターミナル2 (大人) | 1,300円 |
中部 ターミナル2 (こども) | 650円 | |
旅客保安サービス料 | 中部 (大人) | 580円 |
中部 (こども) | 580円 |
中部国際空港発 国際線 おおよその諸費用合計(目安)
ターミナル | 対象 | 合計支払い費用(目安)(円) |
ターミナル1 | 大人 | 3,200 |
こども | 1,890 | |
ターミナル2 | 大人 | 1,880 |
こども | 1,230 |
関西国際空港 (KIX)
西日本の主要国際空港、関西国際空港からの国際線出発にかかる費用です。ターミナルによって旅客サービス施設使用料が異なります。
関西国際空港 国際線出発にかかる費用
費用項目 | 対象 | 税額 |
旅客サービス施設使用料 | 関西 ターミナル1 (大人) | 3,310円 |
関西 ターミナル1 (こども) | 1,660円 | |
旅客サービス施設使用料 | 関西 ターミナル2 (大人・こども) | 1,250円 |
旅客保安サービス料 | 関西 (大人) | 320円 |
関西 (こども) | 320円 |
※関西空港ターミナル2の旅客サービス施設使用料は、資料上「大人・こども」で同額とされています。
関西国際空港発 国際線 おおよその諸費用合計(目安)
ターミナル | 対象 | 合計支払い費用(目安)(円) |
ターミナル1 | 大人 | 3,630 |
こども | 1,980 | |
ターミナル2 | 大人 | 1,570 |
こども | 1,570 |
福岡空港 (FUK)
九州の玄関口、福岡空港からの国際線出発にかかる費用です。提供資料では旅客サービス施設使用料のみ記載があります。
福岡空港 国際線出発にかかる費用
費用項目 | 対象 | 税額 |
旅客サービス施設使用料 | 福岡 (大人) | 2,530円 |
福岡 (こども) | 1,260円 |
福岡空港発 国際線 おおよその諸費用合計(目安)
対象 | 合計支払い費用(目安)(円) |
大人 | 2,530 |
こども | 1,260 |
※提供資料に旅客保安サービス料の記載がないため、旅客サービス施設使用料のみの合計です。
日本からの出発にかかる諸費用まとめ
日本からの国際線出発にかかる諸費用は、「旅客サービス施設使用料」と「旅客保安サービス料」が主であり、利用する空港やターミナルによって金額が異なります。また、多くの空港で大人とこどもで料金が分けられています。
今回見た主要空港の中では、関西空港ターミナル1からの出発が最も旅客サービス施設使用料が高く、合計金額も高くなる傾向が見られました。一方で、成田空港ターミナル3や中部国際空港ターミナル2、関西国際空港ターミナル2のようなLCCなどが多く利用するターミナルは、旅客サービス施設使用料が抑えられていることが分かります。
【ご注意】
参照データ:https://www.jtb.co.jp/med/kaigai/rweb/kaigai/images/taxlist.pdf
上記の日本の諸費用は、あくまで参照した情報に基づいた目安です。実際の支払い金額は、航空会社、予約クラス、予約・発券時期、そして税金・サービス料の改定などにより変動する可能性があります。また、2019年1月からは、国際観光旅客税(出国税)として、日本から出国する際に国籍に関わらず一人あたり1,000円が別途徴収されていますが、この税金は提供資料には含まれていません。正確な金額は、航空券予約時に提示される諸費用明細を必ずご確認ください。
日本でも費用はかかりますが、各国と比べるとお安い印象。とは言えそもそも日本発着の場合航空券の値段が高いケースが多いのですが…
また日本でも出発する空港によって金額は当然違いますね。少し話はずれますが、航空券を探す際(特典航空券含む)を探す際は、ポジショニングフライトも必要になりますが東京や大阪だけに固執せず、地方空港から発券する場合の方が空席があったりお安くなったりするケースもあるかと思います。
それではみなさま、素敵な旅を!
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