【JALマイル】エールフランスのビジネスクラス特典航空券を発券！事前座席指定や予約方法など解説
はじめに
JALマイルを使って、エールフランスのビジネスクラス特典航空券を発券しました。JALマイルはワンワールド加盟航空会社だけでなく、一部の提携航空会社の特典航空券にも利用できます。今回は、実際に予約した体験をもとに、発券方法やメリット・デメリット、注意点などを詳しく解説します。
JALマイル提携航空会社の必要マイル数と距離計算
まず初めに確認しておきたいのは必要マイル数チャートです
さらに計算機もあるのでこちらで行き先の距離を確認
距離制特典区間マイル計算機
JALマイルで発券したエールフランスの特典航空券
予約したフライト情報
| 便名 | 区間 | クラス | 予約時期 | 必要マイル数 | 燃油サーチャージ・税金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 行き | ICN（ソウル） → CDG（パリ） | ビジネスクラス | 約3ヶ月前 | 60000マイル(片道) | 約3,000円 |
| 帰り | CDG（パリ） → HND（羽田） | ビジネスクラス | 約3ヶ月前 | 80000マイル(片道) | 約34,000円 |
| 合計 | 100,000マイル（往復） | 約37,000円 |
座席指定について
JALからの予約は事前座席指定ができない？自分はできなかったので座席は後回しで予約だけしました。
考えるにエールフランスでは通常、座席指定は有料だからかなと。
実際に予約番号をエールフランス側で入力し予約を確認すると、有料で座席指定は可能！
私はフライングブルー（エールフランスのマイレージプログラム）のプラチナ会員のため、エールフランスのカスタマーサービスに連絡し、会員番号を紐づけることで無料で座席指定ができましたが
JALマイルでエールフランス便を発券した理由
ANAマイルより発券しやすい？
ANAマイルを使った国際線ビジネスクラス特典航空券は非常に競争が激しく、特に2名以上の予約はほぼ不可能な状況です。JALマイルでも取りにくいですが、ANAよりは発券のチャンスがあります。今回も希望の日程ではJAL・ANAともに空席がなく、提携航空会社であるエールフランスを選択しました。
エールフランスの利便性
エールフランスはパリ・シャルル・ド・ゴール空港（CDG）を拠点にヨーロッパ各地への乗り継ぎ便が豊富にあります。ただし、帰国便をフランス発にすると税金やサーチャージが高い点がデメリットです。
JALマイルでエールフランス便を発券するメリット・デメリット
メリット
✅ JALで空席があることも
エールフランス側で特典枠がない場合でも、JALのシステムには空席が表示されることがあります。
✅ マイルの使いやすさ
JALマイルは片道発券が可能で、キャンセル手数料も比較的安価です（ANAはキャンセル費用でマイルを消費します）。
✅ エールフランスの新型ビジネスクラス
エールフランスの最新ビジネスクラスはドア付き個室タイプで、非常に快適でした
【エールフランス AF282】パリ〜羽田 新型ビジネスクラス搭乗記 BOEING 777-300ER【CDG-HND】
デメリット
⚠ 片道発券の場合、必要マイル数が割高
往復で発券する方が、必要マイル数を節約できます。
⚠ 燃油サーチャージが高い
フランス発の便は税金・サーチャージが高額です。行きの韓国発の場合は約3,000円程度と抑えられます。
⚠ 予約の取りにくさ
往復で発券しようとすると、片道では空席があっても予約できないことがあります。これはエールフランス側のコントロールによるものだそうです。
⚠ JALの予約システムが不安定
JALのウェブサイトやアプリではシステムエラーが多く、非常に使いにくいです。空席があっても予約が進めないことがあるため、根気強く探す必要があります。
予約のコツや注意点
- 希望の便がなくても、こまめに空席を確認する
- JALのサイトで空席が見つからない場合は、他社便も視野に入れる
- 片道発券の場合は必要マイル数が多いので、往復発券がお得
- 燃油サーチャージを抑えたい場合は、韓国や東南アジア発の便を検討する
- エールフランスの座席指定を無料にしたい場合は、フライングブルー会員に紐づける方法もあり
まとめ
JALマイルを使ったエールフランスの特典航空券は、ANAマイルよりは発券しやすいですが、それでも簡単に発券できるわけではありません。またフランス発の便は税金やサーチャージが高額なため、帰国便はバルセロナやミラノなど、諸税が安い他の選択肢も検討するとよいかと思います
エールフランスの新型ビジネスクラスは非常に快適で、マイルを使う価値は十分にあります。JALマイルの有効活用を考えている方は、エールフランス便も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか？
それではみなさま、素敵な旅を！