【2025年最新版】ヨーロッパ主要空港からの出発税はいくら?イギリス ロンドン ヒースロー空港〜日本の航空券でかかる空港税まとめ

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海外旅行の航空券を予約する際、「あれ?運賃本体は安いのに、支払い総額を見ると意外と高いな…」と感じたことはありませんか?その差額の多くは、「諸費用」と呼ばれる税金や空港使用料などが占めています。これらの費用は、出発する国や空港、そして目的地によって大きく変わるため、事前に把握しておくと航空券選びの参考になります。

この記事では、「ヨーロッパ主要国からの諸税一覧」と題し、特に日本のようなEU域外へ出発する場合に焦点を当て、各国でどのくらいの諸費用がかかるのかを解説していきます。今回は、イギリスのロンドン ヒースロー空港(LHR)からの出発税について詳しく見ていきましょう。

イギリス(ヒースロー空港 LHR発)からの出発税

イギリスの主要な国際空港であるロンドンのヒースロー空港(LHR)から、日本のようなヨーロッパ域外の国へ出発する場合にかかる諸費用を見ていきましょう。イギリスで特に重要な税金は「航空旅客税(Air Passenger Duty – APD)」です。

イギリス(LHR発 ヨーロッパ以外行き)諸費用内訳

費用項目詳細金額(英ポンド)費用の主な使途(一般的な例)
航空旅客税 (APD)国際線出発〈ヨーロッパ以外行き〉環境対策、国の税収など
– Yクラス(エコノミー)94.00※12-15才のエコノミーは別途規定あり
– Yクラス以外(ビジネス・ファーストなど)224.00
旅客サービス料国際線出発ヨーロッパ以外行き(ヒースロー)48.89空港施設の利用・維持管理
(参考: 乗り継ぎ時の旅客サービス料)国際線ヨーロッパ以外行き 24h以内乗り継ぎ(ヒースロー)29.86(出発時とは異なります)

参照した元:https://www.jtb.co.jp/med/kaigai/rweb/kaigai/images/taxlist.pdf

これらの税金やサービス料を合計すると、ヒースロー空港からEU域外へ出発する際の諸費用の目安となります。特に航空旅客税(APD)は、エコノミークラス以外のクラスでは高額になる傾向があります。

LHR発 日本行き(ヨーロッパ以外)おおよその諸費用合計(目安)

クラス合計支払い費用(目安)(英ポンド)
エコノミークラス(Yクラス)142.89
エコノミークラス以外(ビジネス等)272.89

【イギリスの諸費用について】

ご覧のように、イギリスの航空旅客税(APD)は、特にエコノミークラスより上のクラスの場合、かなりの額になることがお分かりいただけるかと思います。これが、「イギリスからの航空券は諸費用が高い」と感じられる大きな理由の一つです。

出発地や乗り継ぎで費用は変わる?諸費用を抑えるヒント

「航空券は安かったのに諸費用が高い」と感じる背景には、このように様々な税金やサービス料が積み重なっていることがあります。そして、これらの費用は「どこから出発するか(出発地)」によって大きく異なります。

また、乗り継ぎ(トランジット)を利用するルートは、諸費用を検討する上で一つのポイントになります。一般的に、出発地の空港でかかる「出発税」は、その国の税率に基づいています。一方、乗り継ぎ地の空港でかかる費用は「乗り継ぎ税」や追加の空港使用料などが主となり、必ずしもその国からの「出発税」と同額ではありません。多くの場合、乗り継ぎの費用は出発費用よりも低く設定されています。

諸費用、特に空港が課すサービス料は、出発する場合と乗り継ぎ(トランジット)の場合とで異なるのが一般的です。ヒースロー空港の場合も、上の表の参考情報にあるように、ヨーロッパ以外への出発にかかる旅客サービス料(48.89英ポンド)に対し、ヨーロッパ以外への乗り継ぎにかかる旅客サービス料(29.86英ポンド)は低く設定されています。

このことからも、出発する国がどこか、そして乗り継ぎをするかどうかによって、航空券に含まれる諸費用の総額は変動することが分かります。出発税が高い国からの直行便だけでなく、出発税が比較的安い別の国から出発し、イギリスのような主要ハブ空港で乗り継ぐルートも、諸費用を含めた総額で比較検討する価値があると言えるでしょう。

そのため、例えば出発税が高い傾向にある国(例:イギリスやフランスなど)から直接出発するのではなく、出発税が比較的安い別の国から旅を始め、税金が高い国で乗り継ぎをして最終目的地に向かうというルートを選択することで、航空券の諸費用合計が安くなるケースも理論上は考えられます。

ただし、この方法は以下の点に注意が必要です。

  • 乗り継ぎ地での費用もかかる: 乗り継ぎ地の空港施設利用料などが別途加算されます。
  • 全体の運賃とのバランス: 乗り継ぎ便が必ずしも運賃本体も含めて安くなるとは限りません。直行便や別の乗り継ぎルートの方が結果的に総額で安くなることもあります。
  • 乗り継ぎ時間や利便性: 乗り継ぎが増えると移動時間は長くなり、乗り遅れのリスクなども発生します。
  • 税金の構造は頻繁に変わる: 各国や空港の税金・サービス料は改定されることがあります。

したがって、「乗り継ぎ経由にすると安くなる」という戦略が常に有効とは限りませんが、特に長距離路線で複数の選択肢がある場合は、運賃本体だけでなく諸費用を含めた総額で比較検討することが賢明です。

【ご注意】

上記のイギリスの諸費用は、あくまで参照した情報に基づき、ヒースロー空港(LHR)からヨーロッパ域外へ出発する場合のものです。エジンバラ空港など他のイギリス国内の空港からの出発や、経由地の乗り継ぎ時間などによって金額は異なります。また、実際の支払い金額は、航空会社、予約クラス、予約・発券時期、為替レート、そして税金・サービス料の改定などにより変動する可能性があります。正確な金額は、航空券予約時に提示される明細を必ずご確認ください。

まとめ

今回はヨーロッパ内というか世界的にみても圧倒的に高額なイギリス編でした
前回のフランスも高額ですが、フランス以上にお高いイギリス様

イギリス ロンドンから直行便で帰国できれば便利ではありますが、ユーロスターやはたまた格安バスでフランスに入ってから帰国する方が安い場合もあるかもしれません。

空港使用税や、諸費用は今回のように旅費に大きく関わってくる国もありますので、知っているかどうか。比較ができれば旅費をおさえるコツになるかと思います。その分手間や時間がかかったりはしますけどね。そこは予算やコストと相談しつつお財布の許す限りで。

それではみなさま、素敵な旅を!