【ANA NH216】パリ〜羽田 ビジネスクラス搭乗記 BOEING 787-9【CDG – HND】

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ご覧いただきありがとうございます

初めてまして、ようこそお越しくださいました
簡単ではございますが、べぼろぐ筆者からのご挨拶、ご紹介となります

年齢:スレスレの30代 アラフォー
年収:500万にも届かない
結婚:国際結婚の既婚者子なし、不妊治療、TESAはせず諦めた
趣味趣向:旅行、料理、スコッチマン(ウイスキー)
ステータス:SFC、JGC、マリオットプラチナ、ヒルトンダイヤ
もはや定型文。面白みはありませんがお許しを

駄文乱文ではございますが、お越しくださった方に
何か役立つ情報や、気づきなどがあれば幸いでございます

はじめに

今回の記事は2024年8月の搭乗記
ANAにてパリ (シャルル・ド・ゴール空港) 〜 東京(羽田空港) へ向かうビジネスクラス編

ビジネスクラスを検討中の方はもちろん、いつかは利用してみたいとお考えの方も
このレビューを通じてANAビジネスクラスの魅力を存分に感じていただければ幸いです

長時間のフライトでも快適に過ごせるANAのサービスや設備、機内食の魅力をお伝えしていきます

フライト概要

項目詳細
航空会社全日本空輸(ANA)
便名NH216
出発地パリ・シャルル・ド・ゴール空港(CDG)
到着地東京・羽田空港(HND)
機材BOEING 787-9
座席クラスビジネスクラス
フライト時間約13時間30分

これから同じルートを利用される方、または近しいヨーロッパ路線など
ANAのビジネスクラスに興味をお持ちの方の参考になれば幸いです

パリ・シャルル・ド・ゴール空港(CDG)の出発の流れ

空港へのアクセスとターミナル

ANAの東京行き便は、シャルル・ド・ゴール空港のターミナル1(T1)から出発
空港へのアクセス方法によっては、ターミナル間の移動が必要になる場合があります

例えば今回はTGVでシャルル・ド・ゴール空港に向かったため、ターミナル2(T2)に到着


そこから空港内シャトル「CDG VAL」に乗り換えてT1へ移動となります
空港内の案内表示は分かりやすいので、迷うことはないかと思いますが
海外でのトラブルは少しでも避けたいので、事前に空港内のマップは確認しておくのがおすすめ



またANAのwebサイトやアプリからも、搭乗関係の情報にもアクセスできます
https://www.ana.co.jp/ja/us/travel-information/airport-and-city-info/paris/

免税手続き

搭乗前に少しだけ免税手続きに触れておきます

T1での免税手続き(TAX REFUND)は、チェックインを行うフロアの1つ下にあります
案内表示板に「DETAX」や「TAX REFUND」などの表示があるので、容易に見つけられます

ここで「PABLO」システムを使用して手続きを行います
基本的には機械でバーコード読み込んで終わり
問題があったり、他国での買い物があると有人カウンターへ誘導されるようです

ちなみに自分もフランス以外での買い物があった為、有人カウンターで税関のスタンプをもらいました
フランス国内での買い物に関しては、「PABLO」でバーコードを読み込んで終わりでした

買い物ごとに書類が発行されるので一枚一枚読み込んでも良いですが
グローバルブルーのアプリを入れおけば、アプリ上にバーコードが表示されるのでアプリでも可能
また登録しておく事で、アプリ上で進捗も表示されますし、メールでもお知らせが届いたり便利ですよ

チェックインの流れ

免税手続きを終えて、すぐ近くのエスカレーターから1つ上のフロアへ
あがったら左回りにぐるっと進むとANAのプレミアムチェックインカウンター

ビジネスクラス専用カウンターは空いていて、スムーズにチェックイン
基本的にはフランス語か英語がメインですが、日本語での対応もありそうな感じ

こちらでは特段不備なくスムーズにチェックインを終えて終了

シャルル・ド・ゴールは優先レーン有り!手荷物検査までスピーディー

シャルル・ド・ゴール空港はそもそも大きく広いのでけっこう歩きます
チェックイン後は優先レーンを使って手荷物検査へ
一般レーンと比べてかなりスピーディーに進むので、無駄な待ち時間もなくとても快適

N1と表記されており、通れるチケットか何度か確認される場所があります


手荷物検査の後に出国手続きだったかとは思うのですが、写真も撮れませんし失念

優先レーンでサッと済ませてゆっくりお買い物はできましたが
今回はお買い物で結構な時間を使ったので、ラウンジはサクッと寄った程度ですが…

ラウンジ体験

ANA便の場合、パリ・シャルル・ド・ゴール空港では提携航空会社のラウンジとなり
当然ながらスターアライアンスラウンジの利用でした

ラウンジのお話は別の記事にしますので、サクッとまとめておくと
ラウンジ内は落ち着いた雰囲気で、ゆったりとしたソファや作業用のデスクなども配置

Wi-Fiに関しては使っていないので不明
軽食は充実していた
ドリンクも充実
フランスならではのチーズやワインも楽しめそう
これから長時間フライトなので、完備されているシャワールームでリフレッシュもできました

ANAのフライト前ですから当然ながら日本の方も多く見かけます

機内のビジネスクラスキャビン

まずはウェルカムドリンクで一息

搭乗後すぐに、ウェルカムドリンクのサービスです
このプラのカップはあちこちで酷評されてますが、個人的には全然気にならない

シャンパン、オレンジジュースの2種を用意しつつ配ってまわられますが
好みでなければ、他のものも用意してくれます

さらに言うとここで飲まなくても、食事の際に頂けますのでご安心を
あとでメニューから好きなものを頼めば良いので無理する必要はありません

シート配置とデザイン

ANAのBOEING 787-9のビジネスクラスは、1-2-1で配置されたスタッガード
この配置により、全ての座席から通路へのアクセスが可能で便利ではあるものの
最新の機材に比べるとどうしても見劣りする部分も…

特に行きはJALのSKY SUITE、まだ乗ったことはないのですがANAのThe Roomと比較すると
機能面、個室感、プライバシー、シートの快適面など新型シートの方が良いかなーと
思ってしまったりしますが、それは贅沢なお話ですね

ここ最近はビジネスクラスでも最後尾を取るようにしていて、窓側を縦に2席取りました
他にもお金持ちのファミリーが何組もいて、家族全員で縦に3~4席、中央の4席まとめて
なんて感じで楽しまれている様子もありました

お金はあるところには、たっぷりあるんですよね

プライバシーと快適性

先ほどと重複する部分もありますが
各シートは半個室のようなつくりなので、当然ながらエコノミー、プレミアムエコノミーに比べて
周りの乗客の視線を感じることも少ない点はやはり良い

また、全席が通路にアクセスできるのでお手洗いなど席を立つ際も隣を気にする必要がない

と言った感じで総じてリラックスして過ごせる空間となってます

最後にシートは180度フルフラットになり、ベッドとして使用できるのが最大の利点でしょうか
ANAのこちらの機材ですと、マットレスを敷いてもちょっと硬いけど…
それでも13時間以上のフライトなので、横になれるだけで圧倒的に疲れ具合が変わります

シートの操作性や収納スペース

シートの操作はタッチパネルで簡単に行えます
リクライニングの角度や、ランバーサポートの調整など、細かな設定が可能です

ただこのシートの問題点というか自分が理解していないのか
シートベルトを巻き込んでしまったり、脱いだ靴をどこにおく?問題は今だに迷います

収納スペースは正直いまいち。というか特に収納スペースってない
まぁそこは深く考えず、他の良い点を楽しめれば良いかと

ただ先日もニュースでありましたが、機内での盗難も心配です
頭上の収納スペースに入れていた荷物から盗み取る中国人の様子がSNSにもあがっていました
貴重品は必ず手元に、また頭上に入れる機内持ち込みサイズのスーツケースは必ず鍵をかける

これはビジネスクラスであっても鉄則です

ANA NH216 パリ〜羽田 ビジネスクラスのアメニティ

ポーチはETTINGER
スキンケアのクリームとエコバッグが入ってました
歯ブラシとか耳栓にアイマスクは…入っていたか忘れました

以前のグローブトロッターの方が断然良いし、中身もだいぶコスト削減
JALのよりかはマシだけど、どこの会社もコスト削減が顕著です



スイス航空もかなりショボかった。行きは入れ物だけまぁ…いやいらないけど
帰りの便は上回るクオリティで驚き。ショボすぎて写真すら残さなかったほど

【スイス航空LX160】チューリッヒ〜成田 今回は王様シートのビジネスクラス搭乗記 BOEING 777-300ER【ZRH -NRT】

【スイス航空LX161 】成田~チューリッヒ ビジネスクラス搭乗記 ボーイング777-300ER【NRT-ZRH】

ANA NH216 パリ〜羽田 ビジネスクラスの機内食 今回は白州も楽しめた

メニュー

ご参考までに機内食メニューのPDFを貼っておきます

機内食メニュー
ドリンクメニュー

今回は座席がビジネスクラスの中で最後尾だったので、事前予約をしていました
当然ながらメニューは、上記のページから確認して決めています

ご自身のフライトの機内食やドリンクのメニューは、下記ANAさんのページで確認できます
路線別 機内食/ドリンクメニュー

それではこの後は実際の機内食のご紹介

まずはドリンク

ウェルカムドリンクでシャンパンをいただきましたが、改めて
おシャンを頂きながらアミューズを待ちます


この時に確認しましたところ本日のジャパニーズウイスキーは白州
おー!?っとテンションあがってしまいまして
行きのJALでは山崎を頂けて、実際には山崎よりも白州の方が好みなので嬉しいサプライズ

当然ながら後ほど白州をいただきました



ただ…自宅でも飲んでるので味は知っていますが、なんか白州のスモーキー感がなく
もう少しスペシャルリザーブド的な味わいで、んん??となったのは内緒

機内食ディナー

今回は一番後ろの座席を取っていたので、事前に洋食を選択済み
ご、ご用意が…なんてことがないよう、席が後方の場合は事前予約をしています

アミューズ、前菜、メインディッシュ、デザートと、コース仕立てで提供されます

アミューズ
チョリソのミニケーキ
ゴートチーズとアーティチョーク
メニュー見た時から好みではなかったのですが、まぁ…

前菜
ビーツでマリネしたスモークサーモン レモンと蜂蜜のソース

メインディッシュ
牛フィレ肉のステーキ ポートワインソース
ソースも絶妙な味付けでした

パン
ウィーン風ブレッド
ポピーシードブレッド
バゲット
御飯、味噌汁、香の物もご用意できます。

と言う事で種類はありましたが、今回のパンは個人的には合わず…
次からはご飯とお味噌汁にしようかなと

デザート
・ マンゴーとココナッツのムース
・ チーズ(シェーブル、ブルー、セミハード)

フランス発ならチーズも良かったのですが、白州を楽しんでいたので今回はパス
ムースだけいただきました

アラカルトの追加

久しぶりに一風堂いただきました
プラント麺だったかな?前回食べた時美味しくないのは知っていたので問題なし
それよりもスープの味わいが、たまりません
そもそもラーメンをほぼ食べないし、日本食も2週間程食べていなかったので格別に感じました

デザートのハーゲンダッツも頂いて終了

機内食と言えど、見た目もこだわっていて、コース仕立てはフライト中の楽しみの一つです

朝食

最近のトレンドは「朝食」として出てくるわけではなくて、自分の好きなタイミングでオーダー
メニューの中から選べますし、軽めのものから本格的な和朝食まであります

今回は和朝食をいただきまして
優しい味わいがと〜〜〜っても体に染みる

機内エンターテインメントとサービス

エンターテインメントシステム

画面は大型で高解像度、タッチパネル操作
ノイズキャンセリングヘッドフォンが提供されるので周囲の騒音は軽減できます

個人的にはそこまでエンタメは関係ないと言うか、あれば見るし、なくても困らないし
どちらかと言うとヘッドフォンよりAirpods接続できた方が楽かなーとか思いますが

機内Wi-Fiとその他サービス

ビジネスクラスは機内Wi-Fiも無料で利用可能でした
これつい先日無料になったばかりでファーストクラス、ビジネスクラスは無料です

たいして使わなかったのですが、メールチェックは普通にできました
注意点や使用方法については別記事に書きます

パリ〜羽田 ビジネスクラス 片道発券のコスト

今回は片道発券をしております
もちろんANAマイルも使用しておりません
別の会社のマイルを使って、諸税もろもろをお支払いしての搭乗です

通常で購入したら往復で50万円以上はするのかな?
有償購入の価格は忘れてしまったのですが、マイルを活用して直前発券しました

コストの概算額をのちほど追記します
マイル取得費用を考えると、安いっ!とはなりません
それなりの金額を支払ってますが、通常購入と比べるとだいぶお得かも?

ANAの理想は長年ダイヤ継続し、アップグレード可能なエコノミーを安いタイミングで購入し
マイルやアップグレードポイントでビジネスへジャンプ!だと思いますが
そんなことができるお金持ち向けのお話ではなく

今回のチケット購入は、現実的なビジネスクラスへのアクセスだと思います

ANAビジネスクラスの総評

やっぱり良かったANAさん、また乗りたい!

と言うのが率直な感想です。

どこが良かった?
と言うと難しく、微妙な部分もありますが
機内食の改善や、白州がおいてあり、フライトの時間帯も良かったのかな?
とも思ったりします
そもそもエコ、プレエコに比べてパーソナルスペースが広い、フラットになり横になれる
これだけでも大違いなので、そこから先はまぁ贅沢なお話ですな。と

2022年末にANAさんでフライトした時は、何となく微妙な印象でしたが
今回はとても良いフライトで快適に過ごせたのもあってか、時差ボケも割と軽く済みました
この時のフライトの記事も過去のお話になりますがのちほど書いてみます

個人的には海外クオリティも許容できるタイプなのでサービスをそこまで求めませんが
行きのJALさんもそうですが、ANAさんも安定と安心感があるのかなと
フランス人のお妻様も、どこのエアラインがいいか?と聞くとANAかJALがいいと言います

全体としてANAのビジネスクラスは非常に快適で、やはりサービスの質も高いと感じます
たいした搭乗経験はありませんが、比較対象として直近で乗ったビジネスクラスは下記です

【JAL JL045】羽田〜パリ ビジネスクラス搭乗記 SKY SUITE BOEING 777-300ER【HND -CDG】

【スイス航空】ビジネスクラスで行くヨーロッパ旅行記 旅のしおり【2023年12月-2024年1月】

【フィンエアー】ビジネスクラス搭乗記 AY062 羽田~フィンランド

まとめ

おすすめポイント

  • プライバシーが確保された快適なシート
  • 美味しく、種類も豊富な機内食
  • 親切で丁寧な客室乗務員のサービス
  • 白州

改善点

  • 機材の問題なので難しいが、シート
  • アメニティキットの内容のさらなる充実(例:高級スキンケア製品の追加など)
  • 有償だと高額、特典航空券は非常に取りにくい

最後に

ANAのビジネスクラスは、長距離フライトを快適に過ごすための設備とサービスが整っています
仕事や観光で疲れている時、ゆったりと過ごしたい時には、十分な価値があると感じました

特に日本的なおもてなしの心が感じられるサービスは、他の航空会社との大きな差別化であり
日本人ならほっとする人も多いのではないかと思います

ANAさんは特典航空券が非常に取りにくいので、次回がいつになるかわかりませんが
長距離フライトでは、やはりANAのビジネスクラスを利用したいと思います
みなさんも機会があれば、ぜひ体験してみてください

以上、ANAのパリ〜羽田ビジネスクラス搭乗記でした。
皆さんの旅行計画の参考になれば幸いです。良い旅を!