【エールフランス AF282】パリ〜羽田 新型ビジネスクラス搭乗記 BOEING 777-300ER【CDG-HND】

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ご覧いただきありがとうございます

初めてまして、ようこそお越しくださいました
簡単ではございますが、べぼろぐ筆者からのご挨拶、ご紹介となります

年齢:スレスレの30代 アラフォー
年収:500万にも届かない
結婚:国際結婚の既婚者子なし、不妊治療、TESAはせず諦めた
趣味趣向:旅行、料理、スコッチマン(ウイスキー)
ステータス:SFC、JGC、マリオットプラチナ、ヒルトンダイヤ
もはや定型文。面白みはありませんがお許しを

駄文乱文ではございますが、お越しくださった方に
何か役立つ情報や、気づきなどがあれば幸いでございます

はじめに

エールフランスの新型ビジネスクラス(Boeing 777-300ER)に搭乗しました。今回は、パリ・シャルル・ド・ゴール空港(CDG)から東京・羽田空港(HND)へのフライトで、その快適性やサービスについて詳しくレビューします。

新型ビジネスクラスの特徴や実際の搭乗体験を写真付きで紹介し、メリット・デメリットを正直にまとめました。エールフランスのビジネスクラスを検討している方の参考になれば幸いです。

また今回のエールフランスのビジネスクラス搭乗にしようしたマイルや、一度キャンセルした話など
小話も最後にご紹介しております


フライト情報とフライトルート

項目詳細
航空会社エールフランス (Air France)
便名AF282
出発地パリ・シャルル・ド・ゴール空港 (CDG)
到着地東京・羽田空港 (HND)
日付2025年1月
機材Boeing 777-300ER
クラスビジネスクラス
ステータススカイチーム プラチナ
シート9列目(最前列、足元広め)

チェックインと搭乗まで

スカイプライオリティ専用チェックイン

エールフランスのビジネスクラスやスカイチーム・エリートプラス会員は「スカイプライオリティ」専用カウンターでチェックインできます。CDGのターミナル2Eでは、行き先に関係なく空港中央のスカイプライオリティエリアにて手続きを行います。

通常のチェックインカウンターとは完全に分離されており、優先待遇がはっきりと分かる設計になっています。

保安検査

チェックイン後、プライオリティレーンで保安検査へ進みますが、ここでフランスらしさを感じる場面がありました。本来プライオリティ専用のはずが、一般客も入り込んでしまう動線になっており、結局待ち時間が発生。

「フランスのクオリティを思い出させてくれた」 というのが正直な感想です。

ラウンジ(簡単に紹介)

ラウンジについては別記事で詳しく紹介しますが、一言で言うと「しょぼすぎる」。
特にゲートK付近のラウンジは、エールフランスの旗艦キャリアとしての期待を大きく裏切るものでした。
また特に女性の方は興味があるクラランスのスパサービスに関しては、期待しない方が良いかも?
ラウンジの場所や時間帯で異なると思うので、断言はできませんが、ほぼ機能していませんでした


搭乗と座席(シートレビュー)

優先搭乗

ビジネスクラス搭乗者向けに優先搭乗の案内はありましたが、途中から一般搭乗と混ざってしまい、秩序が崩れがちに。

また、ビジネスクラスは48席あるため、搭乗後のサービスは遅め。上着の回収やウェルカムドリンクの提供にも時間がかかりました。

シートの詳細

今回指定したのは 9列目の中央席(最前列) です。

  • 最前列のため足元のスペースが広大
  • ドア付きの個室タイプでプライバシーが確保される
  • 事前座席指定料金が発生(通常2万円~3万円/1席)
  • スカイチームプラチナステータスなら無料で指定可能

シートは新しく、とても広く圧倒されました
足元のスペースで言えば、往路で搭乗したJALのファーストクラスとも遜色ない、むしろエールフランスの方が広いかもしれません。そしてドア付きはやはり個室感を高めてくれます
最近は真ん中の列の頭上には荷物を入れるスペースがない機体や航空会社もありますが、ご心配なく
と言っても足元のスペースもとても広いので、大抵のものは収納できてしまいます

アメニティとその他の設備

エールフランスのオリジナルポーチが提供されましたが、中身は特筆すべきものはなく、スキンケア用品として「クラランス」の製品が入っている程度。ポーチの上にはワイヤレス充電ができるスポットも

エールフランスのロゴの扉は、ヘッドフォンが収納されていますが、その他ミラーもついていたり小物をしまっておいたりと使う場面は多いかと

充電ケーブルはタイプAとタイプCが使えます
スリッパはありますが、パジャマはおそらくないと思います。リラックスウェアを持参していたので聞いてませんでした

今回はエールフランスに登場する予定もあり、プラチナステータスを獲得しています
無料で座席指定ができただけでステータスマッチの費用は回収できました
その際のお話はこちら
【エールフランス KLM】ANAのSFCから→フライングブルーのプラチナに昇格!【ステータスマッチ2024】


機内食とサービス

はっきり言って機内食やサービスとは酷い。雑。ビジネスクラスとは思わない方が良い
と言うのが率直な感想です

美食の国「フランス」だろ。って感じですが、機内食には期待せず、ラウンジも微妙なので空港に入る前にパリ市内などで美味しい物はしっかり食べておく方が良いです

メニュー

シャンパンはポメリーではなくなってしまいましたが、ポメリーは日本でも飲めますし、新しい銘柄を試せる。と前向きに捉えます

機内食

まず初めに、事前にメインディッシュを予約していましたが、予約した機内食が用意されていない というトラブルが発生。最終的にはスタッフにキープしていた用でも出してきたのか、突然見つかりました。事前予約は出発の15日前から可能ですが、今回のようなケースは他の搭乗記でも見かけますので、フランスクオリティと言ったところですね

謎に味噌汁、misoスープも希望者には配られました
チーズはあまり好きではないので割愛

決定的にしょぼかった点としては

  • コース提供後の軽食がエコノミークラス並み
  • お酒の種類が品素

といった点も気になりました。
ANAやJALでは一通りのコース以外にいつでも頼める軽食があります
エールフランスの場合はこれがしょぼい。乾き物のナッツまたはカップラーメン(スパイシーのみ)
またはクロックムッシュかサンドイッチでしたが、これもすでに無いとのことでした
そもそも何にも用意してないじゃんよ。って感じです

朝食

朝食のサーモンは美味しくいただけました
オムレツはお妻様の分なのですが、まぁ。ということで


メリット・デメリットのまとめ

メリット

  • 最前列のシートは足元が広く快適(特に1A・9A)
  • 個室感のあるドア付きシートでプライバシーが高い
  • スカイプライオリティのチェックインはスムーズ
  • ステータスがあれば座席指定料が無料になる

デメリット

  • サービスが全体的に遅い(おしゃべりで忙しい)
  • 事前予約した機内食が用意されていない(こともある)
  • 軽食やお酒の種類が少ない(ほぼ何も無いと言ってもいいレベル)
  • ラウンジのクオリティが低い(自分の場合は寄る必要もないと感じるレベル)
  • トイレの清掃が不十分(汚いし、掃除もろくにしない)

まとめ

エールフランスの新型ビジネスクラスは、

  • シートの快適性は抜群(特に最前列)
  • しかしサービス面は改善の余地あり

という印象でした。
「また乗りたいか?」と聞かれると悩ましい のが正直なところ。
また、日系キャリアと比べると惨敗なのは言うまでもありません

フランスらしさを感じる雑なサービスが気にならない人や、広いシートとプライバシーを重視する人にはおすすめですが、サービスの質を求めるなら日系の航空会社を選ぶ方が無難です

また今回は勝手ながらリベンジフライトと言いますか昨年の経緯もありましたのでご参考までに

新型ビジネスクラスに乗りたかったので、セール活用にてマイルを調達

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という事で最後にはエールフランスに辿り着くまでの経緯もご紹介しつつ、今回の辛口搭乗レビューは以上となります
それではみなさま、素敵な旅を!